現代の絵師・漫画家20人による浮世絵
画狂プロジェクト
浮世絵は、広く世界で認知されている日本の漫画アニメ文化の原点です。その中でも葛飾北斎はみずから、「森羅万象「あらゆるものの『真』を描く」と宣言したように、浮世絵の最高峰に位置します。その北斎に敬意をはらい、その精神を継承し、現代を代表する漫画家に、それぞれが思い描く「浮世」を一作で表現していただきました。
現在ご協力いただいている先生
里中 満智子先生|ちば てつや先生|こうの 史代先生|ビッグ 錠先生|さいとう・たかを先生|池上 遼一先生|池田 理代子先生|イリヤ·クブシノブ先生|安彦 良和先生
作品詳細はこちら[制作協力]
・アダチ版画研究所
・一般社団法人マンガジャパン
テーマは葛飾北斎への敬意とスピリッツの継承
時代を超えて"森羅万象あらゆるものの「真」"を描く。
絵師・漫画家ご本人の特徴、 個性を活かす。
作品のつくり方
絵師、彫師による作品の製作工程をご紹介致します。
工程1
絵師が版下絵を描く
工程2
版下絵を版木に裏張り
工程3
彫師が和紙を透かし削る
工程4
彫師が主版を彫る
※主版(おもはん)=絵師の版下絵に沿って、彫師が最初の版を彫ります。
工程5
主版の完成
工程6
主版から校合摺を摺る
※「校合摺」(きょうごうずり)=主版をベースにして、色数分の版を複写する。